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食物の摂取によりアレルギー症状が出現する場合を食物アレルギー(食品過敏症)というが食物アレルギーの3大原因物質と言われる卵、牛乳、大豆を中心に、食物アレルギーの原因は小麦、米、ソバ、魚介類、果物、ナッツ類など多様である


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・卵アレルギーの原因
卵アレルギーの場合、主な抗原(アレルゲン)は卵白(白身)に含まれている
「オボアルブミン」である。
このオボアルブミンが体内で悪さをしてアトピー性皮膚炎等を引き起こす。
卵アレルギーは子供の頃に多く見られる。子供の頃は消化器官が弱い事が一因と
なっているので、ある程度年齢を重ねると消化器官が強くなり自然に治ってしまうことも多い。

・卵アレルギーの症状
食べてから発症、消失するまでの時間、症状などは、アレルゲン(卵)への
アレルギーの強さと本人の抵抗力とで、かなり差が出る。
アレルギーの度合いがものすごく強ければ、食べて数分で呼吸困難や蕁麻疹を
起こす場合もある。軽ければ、半日~数日後に湿疹が出てに消失するケースもある。

【卵を使用した主な食材】
はんぺん、かまぼこ、竹輪、めん類(つなぎに卵が使われることが多い)、
魚の卵など、マヨネーズ、カステラ、ケーキ、ケーキの素、ホットケーキ、
インスタントラーメン、インスタントココア、豚カツ、コロッケ、天ぷら、
プリン、アイスクリーム、菓子パン、ビスケットなど


・卵アレルギーの人が注意すべき薬

塩化リゾチーム

塩化リゾチームは、鶏卵の卵白から作られる。炎症を抑えたり、
膿や痰を排出しやすくする作用がある。

薬屋さんで買える風邪薬、目薬、軟膏などにも含まれているものがある。

 

インフルエンザHAワクチン 
【商品名】

インフルエンザHAワクチン(化血研、藤沢薬品、北里、第一、千葉血清、デンカ生研)

ビケンHA(阪大微研、田辺)

 

ワクチンの製造過程で鶏卵を用いている。厚生労働省のインフルエンザ
予防接種ガイドラインでは、

接種してはいけない

・卵等でアナフィラキシーショックをおこした既往歴のある者。

 

接種を避ける

・卵アレルギーが明確な者(食べるとひどい蕁麻疹や発疹が出たり、
口腔内がしびれる者)。

 

禁忌ではないが要注意

・インフルエンザワクチンの成分又は鶏卵、鶏肉、その他鶏由来の物に対し、
アレルギー症状を呈する可能性のある者。

となっている。

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大豆は卵、牛乳とあわせて3大アレルギー食品といわれている。
大豆は、加工食品の主原料、副原料として広く利用されており、日常の食事で除去が困難なくらい広く使われている。大豆は、豆腐や醤油、みそなどの原料ですので、日本人にとって非常に身近な食物といえる。大豆の成分でアレルギー原因となるたん白質は、ピーナッツ、そら豆、えんどう豆にも共通しており、大豆に似ている豆類には、注意が必要ということになる。大豆アレルギーとは、大豆をアレルゲン(抗体)とした食物アレルギーである。大豆アレルギーについては、まだ詳しく解明されていない。

大豆アレルギーは、卵アレルギーや牛乳アレルギーなどと同じように、乳幼児からはじまり学童期に入る前には解決する場合が多い様です。大豆は、加工食品の主原料、副原料として広範囲に利用されているため、日々の食事から大豆を除去するのが非常に困難である。

■大豆アレルギーの強さの強い順■
1.大豆油・おから・ピーナッツ
2.インスタント食品や揚げ菓子で大豆油を使用したもの
3.納豆・あん・きなこ
4.豆腐・醤油・みそ・豆乳

つまり、納豆や豆腐などの大豆加工品はアレルギーを起こす強さが弱まる。大豆は加熱しても、アレルギーを起こす力は弱くならないといわれているが、加工品になると弱くはなるが、個人差があるため、大豆のアレルギーがあれば、注意は必要になる。
現在、大豆などの成分も食品の表示義務があるので、食品を買う場合は表示に注意して頂きたい。アレルギーがある場合、大豆を除いてもおいしい料理は作れるので、アレルギー症状に応じて大豆を制限する。また、醤油やみそは、アレルギーでなくても口の周りにつくとかぶれることがある。湿疹が出たからといって、大豆アレルギーとは限らないので、医師に相談して頂きたい。
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